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肝臓の疾患と検査

ウィルス性肝炎(B型肝炎、C型肝炎)

西日本はC型肝炎の多い地域です。C型肝炎を放置すると20-30年後には肝硬変から肝臓がんを発症します。平成4年以前に輸血歴のある方、検診で肝機能異常などを指摘された方(お酒や脂肪肝のせいと思いこんでる方)の中にC型肝炎が潜んでいる可能性がありますので、このような方は症状がなくても一度ウィルス検査エコー検査を受けていただくよう行政も呼びかけています。行政もC型肝炎の撲滅、肝臓がんの撲滅に本腰を入れており助成金制度を利用しての治療が可能です。また、B型肝炎キャリアーの方も多く、B型肝炎の場合は、慢性肝炎や肝硬変を経ずにいきなり肝臓がんを発症することがあり、定期的な腫瘍マーカー検査エコー検査が必要です。

肝硬変

肝硬変の原因はアルコール性、B型肝炎、C型肝炎など原因は多岐にわたりますが、最近ではメタボによる脂肪性肝炎(NASH)も注目されています。 栄養管理などによる肝予備能力の温存、肝臓がんの発生予防と肝臓がんの早期発見が治療の中心となります。胃カメラによる食道静脈瘤のチェックと、腫瘍マーカー検査エコー検査、CT検査による肝臓がんのチェックが必要です。

肝細胞がん(肝臓がん)

肝細胞がん(肝臓がん)はアルコール性やウィルス性肝炎などで傷んだ肝臓に発生し、肝臓がんの90%はウィルスが関与していると考えられています。アルコール性肝炎やC型肝炎、B型肝炎キャリアーの方は定期的に腫瘍マーカー検査エコー検査を行いできるだけ早期に発見することで治療の選択の幅も大きく長期生存につながります。今までの肝臓がん診療経験を生かして診断にあたります。

脂肪肝 / 脂肪性肝炎(NASH)

メタボリック症候群が注目されていますが、脂肪肝はメタボの肝臓病変にあたります。生活習慣病として生活および栄養指導が重要です。

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